2025年4月アップリカから、月齢15ヶ月から使用できるチャイルドジュニアシート「リライドAB」が発売されました。
2024年3月発売の「リライド」のリニューアル版。基本的な機能はそのままに、カラー展開が一新されました。

この記事では、ベビー用品販売歴13年・チャイルドシート指導員の私が、わかりやすくリライドの特徴を解説します。

- お店に行く前に調べていきたい
- 店員さんに話しかけれるのが苦手
という方のお役に立てるように説明します
対象年齢から固定方法・安全性・快適性まで、実際のリライドの写真も合わせてご紹介します。
この記事を書いたちゃこまるについて

- ベビー用品販売員歴、13年目
- チャイルドシート指導員
- 抱っこ紐検定1級修了
- 2024年接客コンクール全国2位(本業にて)
- 担当はベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐などの大型育児用品
- 男女の年子のお母さん(大学2年と社会人1年目)
- 子どもが0歳児の時から働くワ―ママ
リライドとリライドABの違いを比較:カラー以外の違いはある?

性能はまったく同じで、リニューアルしたのはカラーのみ!
2024年モデルは座面や背面とのコントラストがあるバイカラーのデザイン。一方、NEWモデルのリライドABは、全体的に統一感のあるワントーンデザインとなっています 。
カラーにこだわりがなければ、値下げの始まっている旧モデルでOK!
しかし、「カラーに統一感が欲しい」「より新しいほうが安心」という方は、新商品のリライドABを選ぶといいですね。

私個人的には、ベルトホルダーがABの方がしっかり立っていると思います。


バックルを外した状態での比較です。公式では特に触れていませんでしたが、実物を見てこの部分が一番変わってるのでは?と思いました。
もちろんリライドABが新品だからというのはありますが、旧モデルよりしっかりと立っていて、座面下に潜り込みにくい設計だと感じます。
アップリカ「リライド」はどんなジュニアシート?特徴と魅力を徹底解説

対象年齢・身長:長く使えて経済的!1歳3ヶ月〜11歳頃まで対応

- チャイルドシートモード:身長76cmかつ月齢15ヶ月以上~身長105cmまで(22kg以下)
- ブースターシートモード:身長100cm~150cmまで
チャイルドシートの装着義務期間は6歳までですが、お子さまの身長が150cmを超えるまで使用することが推奨されています。
車のシートベルトは、身長が140~150cmを超えた体型に対して安全効果を発揮します。
装着義務期間を終える6歳ではまだまだ身長が足りず、正しい位置で体を固定することができません。
安全のために使用しているはずのシートベルトが逆に危険な凶器となる可能性も。

できる限り長い期間ジュニアシートで足りない身長を補い、成長過程の体を守ってあげましょう。
サイズ調整:座面の長さを3段階に調節できるエクステンドシート

リライドの大きな魅力のひとつが、座面の長さを変えられるエクステンドシート!
座面の長さを3段階で調整できるので、お子さまの成長に合わせて、ずっと快適な座り心地を実現できます。
※動画はリライドのエクステンドシート
また、ヘッドサポートに関しては、細かく15段階に調整可能(年齢の所の画像参照)。
子どもの肩よりすぐ上の位置に肩ハーネスを調整し、常に安全な位置で使用するように心がけましょう。


しっかり調整していれば、寝てしまったときも頭を支えるので安心です
安全性:R129適合!サイドシールド&マシュマロGキャッチでしっかり守る

リライドは、最新の安全基準「R129」に適合したチャイルド&ジュニアシート。
側面衝突に強い「サイドシールド」を搭載し、ドア側からの強い衝撃を上手に分散し力を逃がします。
さらに、ヘッドレスト部分には衝撃吸収パッド「マシュマロGキャッチ」を採用!

万が一の事故の時、お子さまの大切な頭部を守ります。

やわらかすぎると、衝撃でくぼみ過ぎて逆に危険!適度な硬さと柔らかさで衝撃吸収しながらも頭部を支えます

「軽量設計」ながら、安全性はがっちりキープされているのがリライドの強みです。
快適性:メッシュ生地&低反発クッションで乗り心地バツグン!

毎日の送迎や長距離ドライブ、子どもが快適に過ごせるかって大事ですよね。
リライドは通気性に優れたメッシュ素材をシートの広範囲で採用し、汗っかきの子どももサラッと快適!

シートカバーは取り外して洗濯機で洗えます
さらに、座面にはもっちりとしたクッションを使用。長時間座っても疲れにくいので、快適な乗り心地をサポート。
便利なカップホルダーも左右どちらかに付けられるので、飲み物を置いたり、お気に入りのおもちゃを入れたりするのにも便利です。
利便性:マグネットの力でベルト操作がスムーズ!イージーベルトとスムーズベルトホルダー

「毎日の乗せ降ろし、ちょっとでもラクにしたい…!」
そんなパパママの願いを叶えてくれるのが、リライドに搭載されたイージーベルトとスムーズベルトホルダーです!
まず注目したいのはイージーベルト。マグネットの力でベルトのタング(差し込み金具)同士がピタッとくっつくので、慌てることなくサッと装着可能。

「片手でベルトを持って、もう片手で子どもを支えて…」そんなバタバタ時間を短縮。
さらに便利なのがスムーズベルトホルダー!これは、ベルトの肩部分のタングをサイドのマグネットに固定しておける機能です。
乗せるときに「ベルトが座面の下に入り込んでしまう…」というあるあるを回避できて、ストレスフリーな乗せ降ろしが実現します。
この2つの機能があるおかげで、忙しい毎日でもストレスなく乗せ降ろしができますね。
リライドの口コミや評判は?

旧モデルのリライドの口コミや評判について解説します。私が店頭で聞いたお客さまからの声もご紹介しています。
リライドの良い口コミやメリット
比較的、良い口コミが多かったリライドです。
忙しい朝の登園時、イージーベルト&スムーズベルトホルダーが大活躍している様子です。
お出かけ帰りに疲れてぐずっているときも、サッと取り付けてすぐに帰れると高評価でした。

「今までのチャイルドシートより格段にラク」と感動の声が多数!
また、ジュニアシートも安い買い物ではないため、「もう買い替えずにこれで終わりにしたい…」と思っているパパママも多くいます。
エクステンドシートのおかげで大きくなってもそのまま使用できるのは、トータルで見るとコストパフォーマンスの良いジュニアドシートだと感じます。
リライドの悪い口コミやデメリット
ベルトを差し込むホルダーは、自立するように設計されていますが、長年使用していると経年劣化でへたり、内側に倒れやすくなる様子。
子どもを降ろした段階で「次乗せるときのために先に外側へ倒しておく」という工夫をしているママもいました。

私個人的には、リライトABの方がしっかり立っている気がします。


次に、ベルトホルダーの磁石は確かにそこまで強い磁気ではないと思います。なので、ベルトを最大限に伸ばして左右にガバっと開くと乗せやすと思います。
またヘッドレストの囲う範囲については、側面からもしっかり頭部を守る仕組みのため、左右が見えにくいと感じるお子さまもいます。

視界の広さを優先するのであれば、コンビのジョイトリップアドバンスplusSCを検討するといいでしょう
コンビのジョイトリップアドバンスplusSCは、リライドよりもヘッドレスト部分が広めに設計されています。

13年間ベビー用品を販売してきた私の目線でも、リライドはかなりバランスの取れた優秀モデルです。
特に、「初めてのジュニア兼用チャイルドシートを探している方」や「2台目を探している方」におすすめ。
安全性・快適性・利便性の三拍子がそろっていて、“これ1台で長く使いたい”という願いを叶えてくれるアイテムです。
リライドに関するよくある質問Q&A

お客様からよくいただくご質問をQ&A形式でご紹介します!
ISOFIXじゃない車でも使えますか?
ブースターシートモードは使用可能です。
チャイルドシートモードはISOFIXとトップテザー固定。ブースターシートモードも同じくISOFIXとトップテザー固定ですが、その2つを使用せずにシートベルトだけで使用することも可能です。

しかし車のシートに「載せているだけ」の状態であり、リライド本体は固定されていないのであまりおすすめはしません
詳しくはリライドAB説明書7~8ページをご確認ください。
リクライニングできますか?
リクライニングはできません。
車のシートに合わせて2段階の角度調節ができるようになっていますが、リラックスした体勢にしてあげるためのリクライニング機能ではありません。

角度調節機能を「リクライニングができる」と言ってしまう店員さんもいるので注意しましょう。
詳しくはリライドAB説明書28ページ7⃣をご確認ください。
座面だけで使用できますか?
できません。背もたれはずっと使用します。
同じアップリカから発売されているライドクルーABは身長135cmを超えたら座面だけで使用可能です。
リライドもリライドABも“安心して選べる”チャイルドジュニアシート

2025年4月発売のリライドABについて、旧モデルのリライドと比較しながら解説しました。
新旧モデルの違いはカラーのみ!リライドABは、機能はそのまま、ワントーンの統一感あるデザインに一新されました。
リライドとリライドABは、どちらもアップリカが誇る高機能のチャイルド&ジュニアシート。

長く使えて、安全・快適・便利が全部そろった一台を探している方にぴったりです。
統一感あるカラーにこだわりたい方は「リライドAB」、価格を少しでも抑えたいなら値下げの開始している「旧リライド」がおすすめ。
どちらを選んでも、エクステンドシートやイージーベルトなどの機能が、あなたとお子さまの毎日を長期間しっかりサポートしてくれます。
お店に行かなくてもこの記事を読めば選べるように、現役販売員としての視点をたっぷり込めました。

あなたとお子さまにぴったりの一台になれば幸いです
リライドを使用して、家族みんながたくさんの笑顔あふれるドライブ時間となりますように♪
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