- 夜泣きがひどかったらどうしよう
- 家事の間、安全に待たせる場所が欲しい
- でも高いお金を出して買ったのに、もし赤ちゃんが寝てくれなかったら嫌だな
電動ベビーラックを検討するとき、多くのママ・パパの頭に浮かぶのが、このような不安ではないでしょうか。
数万円する買い物だからこそ、「合わなかったらただの置き物になるかも」「結局、抱っこばっかりだったら意味ないよね…」そんな気持ちになるのは、とても自然なことです。
そこで今回は、ベビー用品販売員10年以上の私が、レンタルと購入はどちらがお得なのか?を徹底シミュレーション。初めてのママが絶対に後悔しないための「判断基準」をわかりやすくお届けします。

「買うか・買わないか」で悩む前に知っておいてほしいレンタルという失敗回避の選択肢を中心に、いちばん後悔の少ない決断ができるよう整理していきます!
この記事を書いたちゃこまるについて

- ベビー用品販売員歴、14年目
- チャイルドシート指導員
- 抱っこ紐検定1級修了
- 子育て心理アドバイザー認定試験合格
- 2024年接客コンクール全国2位(本業にて)
- 担当はベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐などの大型育児用品
- 男女の年子のお母さん(大学2年と社会人1年目)
- 子どもが0歳児の時から働くワ―ママ
ベビーラックはレンタル?購入?迷ったら「目的」だけ見ればOK

ベビーラックは「レンタルがいいのか」「購入した方がいいのか」迷うママは、本当に多くいます。
しかし、「高いか安いか、損か得か」で考えるよりも、「自分はベビーラックに何を助けてもらいたいのか」を整理するのが、いちばん失敗しにくい選び方です。
【レンタル向き】寝かしつけの負担を減らす「電動スウィング」目的
- 「とにかく今がつらい…」
- 「新生児期〜寝返りまでの間だけ、誰かに寝かしつけを手伝ってほしい」
そんな気持ちが強いなら、電動ベビーラックはレンタルがおすすめです。
電動スウィングの出番が一番多いのは、実は新生児〜生後5・6ヶ月頃(寝返り前)まで。

この期間を乗り切るための“お助けアイテム”として考えるなら、レンタルはかなり安心な選択です。
「買って合わなかったらどうしよう…」という不安を抱えずに済むので、レンタルを視野に入れて考えましょう。
【購入向き】離乳食のイスとして「4歳まで長く」使いたい人
「寝かしつけだけじゃなく、その後の離乳食のイス(お食事チェア)としても使いたい」なら、迷わず購入を選びましょう。
ベビーラックは、揺らす期間こそ短いものの、イスとしては4歳頃まで使えるアイテム。
1年以上使う前提なら、レンタル料金を積み重ねるより、最初から購入した方が結果的にコスパが良くなるケースがほとんどです。

電動ベビーラックは、「必ず寝かせる魔法の道具」ではありません。しかし、寝かしつけの負担を減らしてくれる“サポート役”になってくれます
- 新生児期は寝かしつけやグズり対応の助けとして
- その後は、お食事イスや日中の居場所として
ベビーラックの役割を成長に合わせて見据えて選ぶことが、「買ってよかった」につながる一番の近道です。
ベビーラックのレンタルと購入、トータルコストはどっちが得?

実際に使用期間ごとにコストを比較し、どちらがどのくらいお得か見ていきましょう。
【1〜6ヶ月】「寝かしつけ・お世話」中心ならレンタルが有利
利用期間が半年以内であれば、レンタル費用は購入価格の半分以下で収まるケースがほとんど。
- 赤ちゃんに合うかわからない
- 生活リズムがどうなるか未知
- とにかく今を乗り切りたい
そんな時期だからこそ、「返せる」という選択肢がある安心感は、大きなメリットになります。
【1年〜4年】お食事イスまで使うなら「購入」が確実にお得
使用期間が1年を超えてくると、レンタル総額は一気に購入価格に近づきます。さらに、
- シートの汚れを気にしなくていい
- 返却期限を考えなくていい
- 兄弟で使い回せる
こうした点を含めると、長く使う前提なら購入の方がストレスもコストも少ないのが現実です。
コンビホワイトレーベル ネムリラAUTO SWING BEDi LongスリープシェルEG+で試算

今回はコンビホワイトレーベル ネムリラAUTO SWING BEDi LongスリープシェルEG+で試算していきます。
発売時のメーカー希望小売価格は税込み69,300円。レンタル料は「ベビレンタ」参照の目安(送料別。送料は地域によりますが往復約4,400円〜6,600円ほど。)
| 期間 | レンタル料金 | 新品購入 | 差額 レンタルした場合の浮いたお金 |
| 30日 (約1カ月) | 9,133円 | 69,300円 | 60,187円 |
| 60日 (約2カ月) | 9,874円 1カ月あたり4,937円 | 69,300円 | 59,426円 |
| 90日 (約3カ月) | 12,343円 1カ月あたり4,114円 | 69,300円 | 56,957円 |
| 180日 (約6カ月) | 17,279円 1カ月あたり2,880円 | 69,300円 | 52,021円 |
| 360日 (約1年) | 22,217円 (1カ月あたり1,851円) | 69,300円 | 47,083円 |
表を見ると一目瞭然ですが、電動スウィングが最も活躍する「生後半年まで」の利用なら、レンタルはとても安く済みます。
浮いた金額で、高機能なベビーカーや抱っこ紐、将来の教育資金、毎日頑張るママへのご褒美に回すことができるのはうれしいポイントです。
上位モデルの「ネムリラ BEDi Long」は、電動スウィングで多くの赤ちゃんの寝かしつけを助けてくれる一方、すべての赤ちゃんに合うとは限らないのが正直なところです。

購入した場合、もし寝てくれなかったら高額で大きなベビーラックがそのまま残ってしまう可能性があります。
レンタルの場合は、万が一合わなくても、返却すれば出費は1ヶ月分などの必要最低限で済みます。
この「合わなかったときに大きな後悔を残さずに済む」という安心感こそが、慎重なママ・パパにレンタルが選ばれている大きな理由です。

業界最安値に挑戦中の「ベビレンタ」なら、憧れの電動モデルもリーズナブルに試せます。元プロがメンテナンスした清潔な状態で届くから、新生児期も安心して使えます。
ベビーラックのレンタルは「お試し」として使うのが賢い裏ワザ

「買うつもりではいるけれど、もし寝てくれなかったらどうしよう……」電動ベビーラックを検討しているママ・パパの多くが、ここで一度立ち止まります。
決して安い買い物ではないからこそ、不安な気持ちになりますよね。

そんなときに、おすすめしているのは「まずは1ヶ月だけレンタルしてみる」という方法です。
いきなり購入せずに、まずは「相性チェック」をしてみましょう。電動スウィングは便利な反面、残念ながら「全ての赤ちゃんに必ず効く」魔法のアイテムではありません。
だからこそ、まずは短期間レンタルで
- この子は揺れが好きか
- 音や動きに安心してくれるか
- 親の生活リズムに合うか
を実際の生活の中で確かめることが、とても大切です。
もししっかり寝てくれるようなら、そのまま延長してもいいですし、「これは使える!」と確信が持てたタイミングで、改めて色やグレードを選んで新品を購入するのもアリ。

もし合わなければ、「今回は違ったね」と返却するだけ。
高額なベビーラックだからこそ、勢いではなく、納得して選ぶためのワンクッションとして「お試しレンタル」を上手に使ってほしいと思います。
ベビーラックはレンタルか購入か?【状況別】あなたに合う選び方

ベビーラックは決して安い買い物ではありません。だからこそ大切なのは、“正解を探す”ことよりも、「自分の家庭にとって後悔しにくい選択」をすることです。
ここでは、よくある家庭状況別に考えてみましょう。
「2人目・3人目も考えている」なら【購入】
将来的にきょうだいで使う予定があるなら、購入はかなり堅実な選択です。電動ベビーラックは、
- 新生児期の寝かしつけ
- 離乳食〜幼児期のお食事イス
と役割を変えながら、何年も活躍します。
「1人目では使う期間が短かったとしても、次がある」そう考えられる家庭なら、初期投資をしても「結果的に“損しにくい”選択」になります。
「上の子やペットがいる」なら【レンタル】
上の子がまだ小さかったり、ペットがいるご家庭では、ベビーラックは“寝かしつけ”以上に「安全な居場所」として価値を発揮します。
ただし、その役割が必要なのは限られた期間だけ、というケースも多め。
- 踏まれない
- ちょっかいを出されない
- 家事中に目の届く場所で待っていてもらえる
そんな目的で数ヶ月〜半年だけ使うなら、必要な期間だけ借りられるレンタルの方が、気持ちも家計もラクです。
「大型家具を増やしたくない・転勤族」なら【レンタル】
ベビーラックは想像以上に存在感があります。使わなくなった後に
- 置き場所に困る
- 実家に送る
- 処分を考える
といった“その後の悩み”が出やすいアイテムでもあります。
引っ越しの予定がある、住居がコンパクト、「使い終わったらすっきり手放したい」タイプの方には、返却するだけで完了するレンタルが向いています。
「フリマ出品が負担に感じる」なら【レンタル】
ベビーラックは
- サイズが大きい
- 梱包が大変
- 送料が高くなりがち
という理由で、売るまでのハードルが意外と高めです。
「売ればいい」と頭では分かっていても、育児中にそこまで手が回らない…という声もよく聞きます。“返すだけで終わる”という手軽さは、忙しいママにとって立派なメリットです。
ベビーラックは「レンタル or 購入」を分けて考えれば失敗しない

ベビーラック選びで一番避けたいのは、「高いお金を出したのに、赤ちゃんに合わず使わなくなってしまうこと」ですよね。

だからこそ大切なのは、いきなりレンタルか購入かを決めるのではなく、「今、何に使いたいのか」「どこまで使うつもりか」を整理することです!
- 新生児期の寝かしつけ・お世話が目的
- 電動スウィングが赤ちゃんに合うか不安
そんな場合は、まずは短期間レンタルで相性を確かめるという選択が、いちばんリスクの少ない方法です。一方で、
- 離乳食〜幼児期までの“居場所・お食事イス”として使いたい
- 下の子まで見据えて長く使いたい
このイメージがはっきりしているなら、購入した方が満足度も高く、コスパも◎
高額な育児アイテムだからこそ、「失敗しないために、一度立ち止まって選ぶ」ことは、とても賢い判断です。
迷っている時間も、育児はどんどん進んでいきます。

ママと赤ちゃんにとって、いちばんラクで、いちばん後悔の少ない選び方を見つけてくださいね。
「うちの子、寝てくれるかな?」と不安なママへ
高額な電動ラックを買って後悔する前に、まずはベビレンタで「1ヶ月のお試し」から始めてみませんか?もし合わなくても返却するだけ。賢い選択で、リスク最小限に育児をラクにしましょう。
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ご相談の回答は、他の方の参考にもなる内容として、このサイト内で記事にさせていただく形をとっております。

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