そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに、短時間の外出なら抱っこ紐だけでも問題ありません。
しかし、長時間の外出や荷物が多い日など、「ベビーカーがあるかないかで育児の負担が大きく変わる」シーンがたくさんあります。

今回はベビーカーの必要性について、男女の年子を育てた現役ベビー用品売り場の販売員の私の思いをお伝えしたいと思います。
この記事を書いたちゃこまるについて

- ベビー用品販売員歴、14年目
- チャイルドシート指導員
- 抱っこ紐検定1級修了
- 子育て心理アドバイザー認定試験合格
- 2024年接客コンクール全国2位(本業にて)
- 担当はベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐などの大型育児用品
- 男女の年子のお母さん(大学2年と社会人1年目)
- 子どもが0歳児の時から働くワ―ママ
ベビーカーって必要?購入を迷うママの本音

「ベビーカーは必要かな?」と迷うママの本音には、こんな声が多いです。
✅「電車やバスで邪魔にならないか心配…」
→ SNSで「ベビーカー迷惑」と書かれているのを見ると、使うのが怖い…😢
✅「短期間しか使わないのでは?」
→ 歩けるようになったら必要なくなる?すぐ使わなくなるなら、買わなくてもいいのかも…。
✅「抱っこひもがあれば十分?」
→ ベビーカーがなくても抱っこひもで乗り切れるのでは?荷物になるならいらないかも…。
✅「種類が多すぎて選べない!」
→ A型・B型・両対面・三輪…どれがいいの?高いものを買って後悔したくない!
✅「周りのママがあまり使っていない…」
→ 先輩ママが「結局あまり使わなかった」と言っていたし、本当に必要なのかな?
こういった悩みを抱えるママも多いですが、実際にベビーカーを使うことで「やっぱり買ってよかった!」という声もたくさんあります。
ベビーカーなしの育児は、意外と大変!

「抱っこ紐があれば十分」そう思っているママも多いですよね。確かに、赤ちゃんは抱っこが大好き!
でも、毎日の育児で「ずっと抱っこ」って、想像以上に大変なんです。「あ、ベビーカー必要だった…」と感じる場面はどんな時かと言うと……
荷物が多い日、抱っこしながら両手が塞がる
おむつ、着替え、ミルク、抱っこ紐…。ここにママの財布やポーチなどいつも持ち歩く大切なもの。トータルの荷物は予想以上にかさばります!
「軽装でおでかけ♪」なんて、夢のまた夢。
ただでさえ荷物が多いのに、さらに赤ちゃんを抱っこしての移動は本当に大変です。

出先で貸し出しのカートがなかったり、全部使われていたりすると絶望……
買い物の時、抱っこだと支払いしにくい
赤ちゃんを抱っこしながら片手でかごを持ち、自分の荷物を持っている状態は、荷物を入れるたびに腕が悲鳴を上げます。
または、抱っこ紐で抱っこしながらショッピングカートを押すと、赤ちゃんの頭部で前方の視界も狭くて見えにくい…。
お会計の時に寝てくれてればいいけど、起きていて手を伸ばしてきたときなんて、レジで財布を出すのも一苦労。

お札を握られて無理に取ろうとして破れた場面もたくさん見てきました…
長時間の抱っこは、体への負担が大きい!
3kg→6kg→10kg…と、赤ちゃんはどんどん成長していきます!
「抱っこだけで乗り切る!」と思っても、想像以上にママの腕と腰に大きな負担がかかります。
「ベビーカーがあったら助かったかも…( ノД`)」と感じる方が結構多いんです。

体が疲れると心も疲れます。心が疲れると育児なんてやってられません…
赤ちゃんは気まぐれです!
新生児期は寝ていることも多いので抱っこでも乗り切れることはあると思います。
しかし、歩き始めるとそうも言っていられません。

なんかもう、すべてがしんどくなってきた!
「腕がちぎれそう…」「肩こりがひどい…」「寝たときの置き場所の確保問題…」そんなママの “あるある” をラクにしてくれるのがベビーカーなんです!

「ベビーカーがあると、こんなに違うんだ!」と、使い始めて実感するママもたくさんいますよ
生後1か月から使用できるA型ベビーカーを購入しなくても、B型ベビーカーからデビューでも遅くはありません。
ベビーカーが「育児の負担を減らす」理由

ベビーカーは、単純な移動手段ではなく「育児をラクにするアイテム」です。
✅抱っこ疲れを軽減!
→赤ちゃんを乗せて押すだけなので、腕や腰への負担が大幅に減ります!
✅荷物がありません!
→ベビーカーのカゴに荷物をしっかり収納できるので、手がふさがりません!
✅赤ちゃんが寝たときも安心!
→長時間の抱っこから解放され、ぐっすり寝かせられます。
✅パパ・ママの体力を温存!
→体力は育児の「貴重な資源」。限りなくラクに育児をすることが、長く楽しく続ける秘訣です!
「ずっと使う?」問題…実は3~4歳頃まで使えます!

「うちの子、もう2歳。そろそろ卒業?」と思われる方もいるかも知れませんが、実は4歳頃までベビーカーが活躍するシーンはたくさんあります!
例えば…
- 長距離のお出かけ→ 旅行やテーマパークでは途中で疲れて「抱っこ~!」が確定…重くて無理!
- お昼寝のタイミング→ 外で寝ても、ベビーカーならそのまま寝かせられる!
- 荷物が多い日→ お買い物や荷物の多いお出かけでは、移動手段+カートの役割で大活躍!
- 人が多い場所→人混みは危険がいっぱい。ぶつかるのを防いだり迷子防止にもなる。子どもの安全な居場所として活躍
- 早く移動したいとき→抱っこじゃ無理、歩かせると遅い、そんな時は乗せてサッと移動(操作には気を付けて!)
実際、「買い物の時に便利だから4歳まで使いました!」という方も多いです。

「歩くから不要」というよりも、「歩く&乗るを自由に使い分けられる」のがベビーカーの魅力です!
結局どんなベビーカーを選べばいいの?

たくさんの種類があり、毎年さまざまな種類がどんどん発売されるので迷いますよね。
選ぶポイントは、ライフスタイルに合ったものを選ぶこと!
さらに、住まいの状況(階段やエレベーターの有無)・保管場所・よく行く場所などで選び方がさらに変わってきます。
気になるベビーカーがすでにある方は「ベビーカーのカテゴリー」から探してみてください。ない場合は個別相談からご連絡いただければ詳細をお伝えします。
どうしてもイメージが湧かない場合は、やはりお店に行って試したり、詳しい人に聞くのが一番です。

続いてお店で試す際のポイントをご紹介します
実際にお店で試すときのポイント

メーカーによって折り畳みのレバーの形が異なり、身長や手の大きさによってはたたみにくいと感じるレバーもあります。

また、「片手で簡単」と書いてあっても、実際は両手を使う人が後を絶ちません。
赤ちゃんを片手で抱っこしていることを想定して、片手でチャレンジしましょう。
そのあとは、「車に積むことを想定して持ち上げてみる」「階段の上り下りをするイメージで持ち上げてみる」といいですね。

そして一番大事なのが「重みのあるものを乗せて色んな方向に走行してみる」ことです。
赤ちゃんが乗ってることを想定して、カーブを曲がったり、バックしてみたり、片手で押して歩いてみたり、どんどん動かしましょう。
その際、前方の視界もよく確認してください。ベビーカーを押すと(押す方の身長にもよりますが)前方下部は全く見えなくなります。
「ベビーカーを押して歩く時の視野の狭さ」も体感できるので、歩きながらよく周りを見てみるのもおすすめです。

もったいないのが、(何も載せずに軽いまま)自分は歩かず片手でベビーカーを前後に動かす方。それでは全く走行性を体感できません。
何も載ってないベビーカーは軽いのは当たり前です。実物を触れる機会を有意義なものにするために、たくさん動きましょう。

夫婦で見に行くなら、感じ方も異なるので、必ず二人とも試してくださいね
少し前後に動かしただけで決めてしまい、実際に赤ちゃんが生まれて重みが加わってから「押しにくい」と感じてしまうこともあります。
「やっぱり要らなかった…」と後悔しないためにも、店員さんにダミー人形を借りたり、重い荷物を載せて動かしてください。
ベビーカーは「買って後悔する」より「買わなくて後悔する」アイテム!

ベビーカーは、単なる移動手段ではなく「育児をラクにするための相棒」です。
- 抱っこ疲れを軽減!
- 荷物を持つ負担を減らせる!
- 長時間のお出かけも快適に!
「必要かわからないな…」と思っている方も、ぜひ一度「ベビーカーがある生活」を想像してみてください。きっと、育児の負担を減らす強い味方になってくれるはずです。
「どんなベビーカーを選べばいいの?」という方は、ぜひちゃこまるまでご相談くださいね😊
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私自身、育児に悩んだり、情報の多さに戸惑った経験があるからこそ、ひとりひとりの「ちょっと聞きたい」に寄り添いたいと思っています😊
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