アップリカから2024年モデルのB型ベビーカー「マジカルエアーAI」が発売。
2023年発売のマジカルエアーAHからリニューアルした点は4つ!
B型ベビーカーでよく聞く不満の声は「座面が浅くてずり落ちる」「背もたれの角度が足りない」こと。
2023年モデルは、座面が小さく、おむつを履いた赤ちゃんには少し座りにくい設計でした。
リクライニング角度も、「椅子に座ったような姿勢で走行したい」パパママが多いのに対し、前を向くというよりは少し上を向く姿勢になる角度。
座面の深さと背もたれ角度を大きくリニューアルしたマジカルエアーAIは座り心地バッチリ!
今回リニューアルした4点とマジカルエアーAIの魅力を、現役ベビー用品売り場の販売員が解説します。
上位モデルのマジカルエアーフリーもリニューアルしたため、一緒にご紹介します。
新旧比較して、新しいAIにするか、リーズナブルに値下げされたAHにするかを一緒に考えましょう!
この記事を書いたちゃこまるについて
- ベビー用品販売員歴、13年目
- チャイルドシート指導員
- 抱っこ紐検定1級修了
- 担当はベビーカー、チャイルドシート、抱っこ紐などの大型育児用品
- 男女の年子のお母さん(大学1年と高校3年)
- 子どもが0歳児の時から働くワ―ママ
マジカルエアーAI(2024年)とAH(2023年)との違い
マジカルエアーAIは、2023年発売のAHから4ヶ所リニューアルしました。
一つ一つ詳しく解説します。
リクライニング角度が改良され快適な体勢を保てる
リクライニング角度の調節幅が2°拡大されました。
最も深く倒した時は楽な体勢で眠ることができて、しっかり背もたれを起こした時は座りやすくなりました。
たった2度の差で、そんなに変わるもの?
変わります!今までのB型ベビーカーで多かった不満は「角度が浅くて体勢が苦しそう。もっとしっかり起こしてあげたい」という声です
お座りができるようになり、起きている時間も長いため、背もたれを起こして使用することが増えます。
その際に、しっかり背もたれを起こして「椅子に座っているような状態で走行したい」と考えるパパママが多いんですが、角度が足りませんでした。
マジカルエアーAIなら、しっかり起こして前方や左右を見せることができるので、五感の発達にもつながります。
座面の奥行きが深くなって前滑りしにくい
「もっとしっかり起こしてあげたい」という声の次に多い不満が「座面部分の奥行きのなさ」です。
AHでは座面部分が狭く、角度も浅かったため前滑りしやすく、ベルトを締めると窮屈になりがちでした。
おむつを履いてるので、赤ちゃんのおしり部分のゆとりは欲しいですよね
AIでは座面部分が3.5cmUPし、深くしっかり座れるので前滑りしにくく快適に座っていられます。
前からも荷物の出し入れが簡単になった
AHのかごも前方から荷物を入れやすい形でしたが、AIでは少し形を変え、よりスムーズに荷物が入れられるようになりました。
カーブをやめてフラットにすることで、荷物の左右が引っかかりにくくなりスッと出し入れ可能です。
おしゃれで汚れも落ちやすいレザー調ハンドル
ここ1.2年の流行はレザー調ハンドルです。
高級感が出る上に汚れも付きにくく、耐久性も上がります。汚れてもサッと拭き取れるので人気が高まっています。
ウレタンのハンドルは、柔らかい握り心地がポイントですが、使用していると剥がれてくることもあります。
¥剥がれてしまうと見た目もよくないので、レザー調への変更は嬉しいポイントです
比較表:マジカルエアー新AIと旧AHどっちがおすすめ?
よりリーズナブルにB型ベビーカーを手に入れたい方は、2023年モデルのマジカルエアーAHが値下がり中のためお買い得です。
もし赤ちゃんが大きめで、「もう抱っこはつらい」という理由でB型ベビーカーを検討している方は、座面の広くなったマジカルエアーAIがいいですね。
深く座れて前滑りしないので、安心してどこへでもお出かけを楽しめますね
アップリカB型ベビーカーマジカルエアーAIの特徴
リニューアル前と変更点のない、マジカルエアーの基本スペックについて解説します。
3.3kg超軽量!片手で簡単ワンタッチ開閉
行動範囲が広がってくると、「赤ちゃんを抱っこしたまま片手でベビーカーをたたむ機会」が多くなります。
場所によっては、そのままベビーカーを抱えて階段の上り下りをすることもあるでしょう。
- よく行く場所が階段が多い
- 車への乗せ降ろしが多い
こんなご家庭は3.3kgと超軽量なマジカルエアーが活躍します
中の様子が確認できるメッシュウィンドウ
両対面式のA型ベビーカーとは異なり、背面からしか押すことができません。
幌の後方部分がメッシュになっていることで、中の赤ちゃんの様子も確認できる上に空気もしっかり通る安心な作り。
眠そうにしていたらそっと倒してゆったり走行、元気に起きていたら声をかけて楽しくお出かけを楽しめます。
いつでも清潔!洗えるシート
公園の帰りなどは、たくさんの汗や土汚れ・砂ぼこりなども多く付着します。
子供の肌はデリケートなので、直接肌に触れるシートはできれば清潔に保ちたいですよね。
インナーシートは手洗いになりますが、外して洗うことができます
外しやすい作りなので、天気の良い日はサッと洗ってパッと干して、いつも清潔を保ちましょう。
お世話のしやすいハイシート
シートの高さは50cmと高め。
地面からの熱やほこりから赤ちゃんを遠ざけつつ、乗せ降ろしがしやすい高さになっています。
安定性に優れたダブルタイヤ
軽量化するためタイヤが12cmと小さめですが、長年改良し続けている振動吸収設計と、安定性のあるダブルタイヤでバランスよく走行できます。
近所への散歩やショッピングモールないなどではスイスイ走行可能です
真横スライドのマジカルエアーフリーABとの違い
マジカルエアーには、タイヤが真横に動かせるマジカルエアーフリーという上位モデルが販売されています。
フリーの特徴と違いについて解説します。
マジカルエアーフリーABの特徴
上位モデルのマジカルエアーフリーの大きな特徴は2つです。
マジカルエアーAIにはない、便利機能を紹介します。
タイヤが真横にスライドし歩くようにスイスイ走行
レバーをギュッと握れば、前後4つ(8つ)のタイヤが全て自由に動きます。
人混みや狭い道でも、人によけてもらわなくても「歩くようにスイスイ走行」が可能です。
肩身の狭い思いをしなくていいのが嬉しいです
マグネットで簡単に着脱できる肩ベルト
お出かけ場所が増えたり、赤ちゃんが歩くようになったりすると、乗せ降ろしの回数が増えます。
乗せ降ろしの回数が増える=ベルトの着脱回数も増える
マグネットの力でサッと簡単に取り付けできるので、スムーズに出発できます。
赤ちゃんもよく動くので、サッとくっついてくれるのは本当に便利
その他のアップリカのベビーカーの上位モデルは全てマグネット使用のイージーベルトを採用しています。
イージーベルトが気に入って即決するママも多い、とても人気の仕様です。
マジカルエアーAIとマジカルエアーフリーAB比較表
マジカルエアーAI | マジカルエアーフリーAB | |
価格(税込) | 21,450円 | 35,750円 |
重量 | 3.3kg | 3.9kg |
サイズ(mm) | 開:W440×D749×H1050 閉:W440×D322×H932 | 開:W458×D789×H1029 閉:W458×D333×H947 |
4輪フリー | ||
イージーベルト | ||
タイヤ | 12cm | 14cm |
紫外線カット率 | 93% | 99% |
インナーシート 洗濯 | 手洗い | 洗濯機OK |
かご容量 | 24.3L 耐荷重5kg | 24.3L 耐荷重5kg |
シートの高さ | 50cm | 50cm |
ハンドル | レザー調 | レザー調 |
リクライニング角度 | 118°~146° (座席内角105°~133°) | 121°~151° (座席内角 107°~137°) |
角度幅 | 28° | 30° |
カラー | グレー ネイビー | ブラック ベージュ |
詳細を見る | 詳細を見る |
近年は、ベビーカーの使い方で街中でトラブルになるニュースもよく目にします。
気兼ねなくベビーカーを操作したい、より使いやすい機能が欲しいという場合は、マジカルエアーフリーABを選びましょう。
都心部などの人口の多い場所に住んでいる方、ベビーカーを多用する方におすすめ
軽さ重視やコスパ重視の場合はマジカルエアーAIが活躍すること間違いなしです。
マジカルエアーフリー(2023年)とマジカルエアーフリーABとの違いは?
マジカルエアーフリーの去年のモデルとの違いを教えて!
- リクライニング角度
- 座面の奥行きが2cmアップ
- 前方から荷物を入れやすくなったかご
- スッキリした形の幌
以上の4点が2023年モデルのマジカルエアーフリーから大きくリニューアルした箇所です。
必ず登録!アップリカ3年保証サービス
マジカルエアーシリーズは、3年保証サービスの対象商品です。
1ヶ月から3歳頃まで使えるベビーカーなので、使う期間まるっと保証があるのはとても安心でうれしいサービス。
- メーカー保証期間を1年間から3年間へ延長
- 修理期間中代車を無料で貸し出し可能
- 修理と共に総合的なメンテナンスをしてから返却
実際修理に出した人からの評判はとても高評価!
保証期間は購入日からカウントされ、購入日が特定できれば贈答品でも登録できるため、必ず登録することをおすすめします。
詳細はアップリカ3年保証サービスを確認して下さいね。
2024年最新B型ベビーカー:アップリカマジカルエアーAIは深く座れてずり落ちしない!乗り心地がいい上コスパ最強♪
2024年6月に発売のアップリカB型ベビーカー「マジカルエアーAI」について解説しました。
2023年発売のマジカルエアーAHからリニューアルした点は4つ!
マジカルエアーAHでは座面の奥行きが狭く、いつの間にか前滑りしていることが多くありました。
背もたれの角度も、椅子に座るような形でしっかり起こすこともできず、赤ちゃんの顔の向きは斜め上を見上げる状態。
マジカルエアーAIでは、座面の奥行きが3.5cm増え、リクライニング角度も改良されました
しっかり深く座れる角度になったため、前滑りすることもなく快適に乗っていられます。
寝てしまったときも、サッと背もたれを倒してゆっくり休ませてあげられるので、お出かけの時の力強い味方になってくれるでしょう。
2023年モデルとは変わらずにAIにも備わっている魅力は、
実際に乗る赤ちゃんの快適性と、パパママの使いやすさを考えられたリーズナブルで超軽量B型ベビーカーです。
階段の上り下りでたたんで持ち上げることが多いご家庭や、車への乗せ降ろしの回数が多いご家庭では大活躍が期待できます。
マジカルエアーの上位モデルである、すべてのタイヤがレバーをぎゅっと握るだけで自由自在に動く「マジカルエアーフリーAB」も今回リニューアル。
座面の奥行きとリクライニング角度を変えて、座り心地をUPさせています。
人混みや狭い道でのすれ違いの時など、「早くどかなきゃ!」と焦ったり、「邪魔かも…申し訳ない…」という肩身の狭い思いをしなくてもよくなります。
まるで普通に歩いているかのようにサッと真横に移動したり、斜め前に移動したりと使い勝手の良い上位モデルで、育児をもっと気持ちよく楽に乗り切りましょう!
どの機能が自分たち家族に合うのか、普段行く場所を想像しながら選びましょう!
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