こんにちは!ベビー用品売り場で約10年ほど販売員をしているちゃこまる。 (@chacomaru_baby) です!ご覧いただきありがとうございます。
前回、≫A型ベビーカーとB型ベビーカーの違いをお伝えしました。たくさんのベビーカーが販売されていますが、ザックリ言うと月齢に合わせて2種類ですよ~とお伝えさせて頂きました。
なので今回は、ライフスタイル別にどう選べばいいのかをご紹介していこうと思います。
住んでる地域や、環境によって、選び方が変わってきます。これは自動車なんかでもそうですよね。
駐車場が狭いのに大きい車を購入してしまっては、毎回出し入れが大変です。家族が多いのに小さい車を購入してしまったら荷物が乗せられません。
ベビーカーも赤ちゃん用の車です!例えば、家の周りにでこぼこ道が多いのに軽さだけを重視して、振動に耐えられないベビーカーを購入してしまっては、赤ちゃんの振動ストレスは非常に強いです。
また、よく電車に乗ったり、階段の上り下りがあるような場所に行くことがあるのに、操作性だけを重視して大きくて重いベビーカーを購入してしまっては、操作する大人が大変です。
デザイン性だけに囚われてしまったり、高い物を購入させたいだけの販売員に言いくるめられてしまったり、そんなことがないように、是非自分に合ったベビーカーはどんなものなのかこちらで参考にして頂ければと思います!
※今回はA型ベビーカーを選ぶ目線で書かせて頂いています。
移動手段で考える
普段外出する際の移動はどのような感じかを思い浮かべて下さい。
電車やバスをよく利用する⇒持ち運びしやすい軽量タイプ
畳んだり、持ち上げたりする回数が増えるため、重い物は負担が増えます。そして改札口やバスの昇降口がスムーズに通れるサイズかどうかを考慮する必要があります。
車移動が多い⇒コンパクトな軽量タイプ
トランクに1人で積んだり降ろしたりする事が出来るサイズか考慮しましょう。バッグや荷物、抱っこ紐もあると想定してそれが入るようなサイズのかごが付いているとGood!
主にベビーカーで移動する⇒安定感があり快適さ重視の高機能タイプ
普段あまり運転しなかったり、基本的にベビーカーで買い物などを済ませることの多い方は、長時間利用することを考えて多少重くても安定感があり赤ちゃんが快適に過ごせる高機能タイプを選ぶと良いですね。
使う大人も押しやすくて腕の疲れないものがベストです!
生活環境で考える
自宅周辺、近所のスーパーや公園、道路の舗装状況などを思い浮かべてみると選びやすくなります。
アパートやマンション住まい(エレベーター有り)
安定性のある高機能の重いタイプでも、玄関先までスムーズに行くことが出来るか想像してみましょう。エレベーター内が、ベビーカーと自分だけで埋まってしまわないかなども考えてみて下さい。
アパートやマンション住まい(エレベーター無し)
ベビーカーを畳んで、赤ちゃんを抱っこして荷物も持って…となると大人の負担が大き過ぎます。そうなると軽量でコンパクトな物の方が良いという考え方になります。
自宅周辺の舗装状況がよくない場合
デコボコ道が多かったり、砂利道が多かったりと状況がよくないのであれば、振動カットに重きを置いている快適さ重視の物を選ぶと良いでしょう。
振動は赤ちゃんにとって負担でしかありません。出来るだけ軽減してあげたいものです。
そして意外と見落としがちなのは、使用しない時のベビーカーの保管場所です。
玄関に置くのか、車に乗せたままにするのか、この辺りもベビーカーのサイズ選びの際は忘れずに考えて下さい。
せっかく買ったのに、玄関に置けなかったり、玄関がベビーカーに占領されてしまった、車に乗らなかった…などの悲しい声は意外と多くあります。
安心安全を考える
A型とB型の違いの記事でもお話ししましたが、≫SGマークがついているかどうかというのも、やはり大事なポイントになってくると思います。こちらは全てのベビーカーについているわけではないんです。
製品安全協会の定める基準に当てはまらないベビーカーには、≫PL法(製造物責任法)を適用している製品もあります。万が一、使用中に損害を被った際には、PL法が適用されて使用者は保護されることになります。
なので、SGマークがついているかどうかも購入の際の指標にしてもらえるといいのかなぁと思います。
暑さ対策も考える
夏の日差しや、アスファルトからの地熱など、赤ちゃんには刺激が強すぎます。最近の日本の暑さは大人だって大変なのに、赤ちゃんは平熱が37℃前後なので、大人以上に辛くて大変です。
なのでベビーカーのシートの高さ、幌の紫外線カット率、シートの通気性なども考慮して選んで欲しいと思います。
しかし全ての問題がクリアになるベビーカーにはなかなか出会えなかったりもします。暑さ対策などは、別の商品を組み合わせて使うことで乗り切ることもできます。
ちゃこまる。おすすめはこの保冷保温シート!付属のジェルパックは夏はひんやり、冬はポカポカが5時間続きます。春や秋はジェルを取ってマルチシートとして使ってもらえばベビーカーに直接赤ちゃんの汗や汚れが付きにくくなります。
実際にお店で試す際に気を付けて欲しいポイント
文章だけ読んでも、やっぱり分からない点はたくさんあると思うので、やはり実際操作してみたい!と皆さん思われると思います。
最近は新型コロナウイルスの影響で、接客時のお客さまとの距離感には非常に気を使います。あまりこちらからお声がけをすることはしないようになってきています。
なので声をかけて頂けたら喜んで対応させて頂きます(笑)。
メーカーさんの公式サイトなどでは載っていないような細かなポイントを知っている店員はたくさんいます。きっとお伝えしたくてウズウズしているはずなので、是非お店に行ってみて下さいね!
赤ちゃんを乗せてみる
ぜひ赤ちゃんをベビーカーに乗せてみて下さい。赤ちゃんのご機嫌にもよると思いますが、乗せる手順も学べると思います。
乗せるときに、自分はどの程度かがまないといけないのか、自分の腰への負担なんかも知れたりします。
ベビーカー購入後、大人しくご機嫌で乗ってくれているときは良いんですが、ご機嫌ナナメになってしまって、抱っこしたり降ろしたり・・・が繰り返されるとやはり腰に影響が出ます。
なのでシートの高さを知って、かがむ角度はどの程度なのか実は知って頂きたいポイントです。
あとは、なにも乗っていないベビーカーを押しても感覚はつかめません。
赤ちゃんを乗せれる状況でなければ、ダミー人形がある場合は乗せて、それもなければご自身の荷物を置いて動かしてみて下さい。重いものを乗せて動かしてこそ、実際の感覚がつかめます。
実際を想定して走行してみる
売り場でよく見かける光景としては、足は動かさずに腕だけで前後に動かすお客さまが実は多いんです。
それで『あー、かるーい!』とか『動かしやすーい!』って言っていただけるのはいいんですが、実際進むのは前や横ですよね?
ぐるぐる動かして、どんどん歩いて下さい!段差もあるなら乗り越えてみて下さい。これはせっかくお店に来たんだから必ずたくさん動かしていって下さいね!
走行スペースを用意してある広いお店もあります。そこでは、わざと段差を作ったり曲がり角を用意したりしています。
そんなスペースがない所でも、実際売り場をぐるっと回ってみて下さい。人とすれ違う時の操作性や、ベビーカーを押して歩く時の自分の前方の視野などもわかります。
A型ベビーカーだったら、操作レバーが対面の時と背面の時では、車輪の作りの違いから、操作性が異なるものもあります。詳しくはこちら!
動かしながら、自分が使うであろう場所を想像してみるともっと感覚がつかめると思います。
店員と話す
ベビーカーの畳み方や広げ方のコツ、段差の乗り越え方のコツ、実に色々あります。各メーカーの違いをしっかりと把握している店員はちゃんといます。
これはやはり聞いた方が早いです。どんなにネットで検索しても出てこなかったような、実はとても便利な機能を知ってたりもします。
全然わからないんです~なんて言って大丈夫かな?
もちろん大丈夫です!そんな方のために私たちが居るんですから!
『何も調べずに来ちゃったんですけど。』とおっしゃる方は本当によくいます。けれど全然大丈夫です!安心して下さい。
やはり直接会話するっていうのもとても大切なことだと思います。
こうやって文章を書いている自分が言うのもなんですが、文章だけでは伝わらないこともたくさんありますので、是非、気にせず店員さんに話しかけてみて下さい!
そして私が接客時にお客さまにお伝えしているベビーカーの細かなポイントはこちらをご覧ください!
ライフスタイル別ベビーカーの選び方:まとめ
ライフスタイル別と言っても、大雑把に分けてから、さらにそこから細かく分かれて、最適なベビーカーは人それぞれ違ってきます。
まずは自分がベビーカーを使用する環境状況を把握しましょう。
チェックするポイント!
- どこで使用することが多いのか(毎日使うのか、たまにしか使わないのか)
- 車への乗せ降ろしは多くなりそうなのか
- 家の周りの舗装状況
- 階段を使用することがあるのか
- 使用しない時の保管スペースは十分にあるのか
さらにここから、かなり大事な予算なども絡んでくると思います。機能が増えれば増えるほど、やはり高額になってきます。
次に考えるべきこと!
- 機能の量に対しての商品価格が見合っているかどうか
- 機能が充実していても、使いこなせるのかどうか
- 実際お店に行って試してみてどう感じるか
どんな状況の方でも、お店でご相談頂くとだいたい3種類程のベビーカーをご紹介できると思います。その中から、優先順位に沿ったものを選べるといいですね!
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